模試が思いっきり悪かった理由

塾などで定期的に模試をやっていると、たまに思いっきり悪い成績を取る生徒がいる。

この生徒なら60点くらいは取れるだろうと思うような問題でも、20点とか30点という散々な成績だ。

しかし定期テストなどでは、ソコソコ期待通りの点数を取っているから、まあ模試で良かったな、と思って感情を整理するわけだが、しかしできるヤツというのは、そう言う場合でもちゃんと点数を取っているから、一体この差はなんだ?と思ってしまう。

で、どういう問題だったか見てみると、理由は簡単だった。

「2~3ヶ月前以前の復習問題が中心」。

要するに、今勉強している内容とは、全然違う出題だったりするんだね。

これは、業者テストを使っているせいだ。

学習塾が、自分のところで問題を作っている場合、試したい内容で出題するから、これからのカリキュラムを見据えて問題を作る。

大手塾の場合は、そう言う風にカリキュラムとテストが上手く連動するようにスケジュールを組んでいる。

なので、だいたい期待通りの点数が出てくるはずだ。

普段成績が良い生徒は良いし、良くない生徒はそれなりの点数になる。

業者テストは、時期によってちょうどいい問題がなかったりする

一方、中小の塾の場合は、テスト業者さんにテストを発注する。

業者テストというのは、会場模試などをやっている会社のことだ。

業者さんには、テストと中心にやっている業者と、テキストとテストの両方作っている業者さんがいるのだけれど、夏休みまでは時期によって、科目数が少なくなっていたりもする。

たとえば5月号は5科目の問題があるが、6月号は理社がなくて3科目しか問題がない、っていう風に。

となると5科目の模試をやろうとすると、7月初めの夏休み前にテストをやろうとしても5月号しか問題がとれなかったりする。

そして5月号というのは、4月に授業がほとんど進まないので、中身はほとんど前学年の復習問題ばかりになってしまう。

こうなると、、地力の差がモロに出てしまう。

3月までに勉強したところが、頭の中に残っていないと、全くできないと言うことが起こる。

良くできるヤツだって、別にそんなところの問題をしっかり毎日復習しているわけではない。

だからそう言う範囲で出題されたら、やっぱり間違えが増えるのは当然なんだけれど、しかしそう言う数ヶ月前に勉強したところでも、集中して勉強していたら、すぐに思い出す。

逆に、定期テストに備えてほぼ一夜漬けの勉強ですませてしまった生徒の脳には、きれいさっぱり情報が消えている。

小学6年生くらいなら、三日前にやったところでもきれいさっぱり忘れていたりするけれど、中2くらいでもやっぱりそう言うことが起こるようだ。

やっぱり、普段からの復習が大事やね。

成功脳ってなんだ?失敗脳ってどんな状態

成功脳の無料レポートを読んだ。

22ページのPDFファイルだけれど、簡潔にまとまっていて、しかも色んな示唆があるレポートだった。

成功脳とはなにか?それは失敗している脳じゃないってことらしい。

じゃあ失敗脳とは何かって言うと、

  • 朝起きたときに、目標がない
  • ミスや挫折でくじけている
  • リラックスしていない
  • 自己批判や他人のことばかり気になる
ということらしい。

要するに、朝起きたときに不快な気分であれば、それはもう失敗だと考えろって事らしい。

じゃあどうすれば成功脳が作れるかというと、毎日十分ほど、あることをすればいい。

それはここで紹介することができないが、よく言われていることである。

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目標がある人生・無い人生、

成功脳とは、わくわくする脳のことらしい。
子供の頃、何でもかんでもわくわくした。

大人になってから考えてみると、何でそんなモノにわくわくしたんだろうと不思議に思ったりもするが、子供というのはそう言うものかも知れない。

そしてわくわくするから、たいていのことには耐えられた。
将来の明るいビジョン、、と言えばたいそうだけれど、そう言うモノがあるから耐えられた。

大人になると、それが「なかった」と知り、わくわくすることがドンドン減っていく。

それでわくわくすることが無くなっていくのかも知れない。

目標がある人生というのは、楽しい人生だろう。
目標がない人生というのは、苦しい人生だろう。

若いときには、ぼんやりとしたそう言うモノがあったけれど、
年を取って行くにつれてそう言うモノが無くなっていく。

わくわくしなくなるのは当然だね。

じゃあ、どういう目標を立てればわくわくできるようになるのか。
このレポートを読むと、何でもいいようだね。

今すぐ何か目標を立ててみようか。

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今まであまり気にしたことはなかったのだが、
成績のかなり悪い子供がよく、「家では勉強できない」という。

学校の宿題や提出物なんか、家でやって欲しいものだが、
それがどうも、家ではできない環境にあるらしい。

なので仕方なく、学校の提出物作りを許可するのだが、
家でもできる(はずの)作業を塾でやるというのは、
お金を払って塾に行かせている親側から見ると、
「成績は上げたいが、そんなことにお金がかかるのは、どうなんだろう」
と痛し痒しだろう。

もちろん、そんなことは百も承知の親御さんもいる。

「家では勉強できないので」と言って、
大枚はたいて週5日塾に通わせる太っ腹の親御さんもいる。

そんなにお金があるのなら、勉強専用の部屋でも作れば良さそうなんだが、
家にいると、こういう子供というのは勉強しないらしい。

「塾で勉強して、家で勉強させるのはかわいそう」とかいって、
家では勉強させないと言う方針のご家庭まであるから、
それはそう言うもの七日も知れない。

家庭に勉強空間はあるか?

まあしかし、家庭というのは勉強するのに向いていないのかもしれない。

家というのは、生活の全てがあり、雑音がある。

他の家族に合わせないといけないし、
訪問者があったり、電話もかかってきたりする。

だから、「家で勉強できない」と言うのは、理解はできる。

しかしどうも、それって子供の頃からの習慣のような気がする。

要するに、家庭に勉強を妨げる雰囲気があるって事だ。

東大や難関中学に受かる子供が育った環境、というのが
プレジデント・ファミリーなんていう月刊誌でよく取り上げられているが、
勉強のできる子供というのは、家で勉強している。

京大卒芸人・ロザン宇治原くんなど、家で一日11時間勉強していて、
勉強している間は、電話も取り次がないように親に頼んでいたらしい。

飯の時間もしっかり決めて、それを厳守していたらしい。

宇治原くんには、姉がいたらしいが、
そこまでしないと、勉強というのはすぐに邪魔が入ってしまうってことだ。

逆に言うと、家庭環境が、学校の成績に
大きな影響を及ぼしていると言うことだ。

子供が勉強に集中できる環境を、親が意識して作るかどうか。
これが勉強できる子供になるかどうかの分かれ目って事だろうね。

「速さ」の概念が分からない子供

個別指導でいろんな生徒を見ていると、
何人かに一人は「速さ」の概念が分からない子供がいる。
女の子に多いが、男の子にもそう言う子供がいる。

速さとは、単位時間当たりに移動する距離のことで、計算式はもちろん、

(速さ)=(移動した距離)/(かかった時間)

ということになる。

たとえば


  • 1秒当たりで進む距離が「秒速」

  • 1分間当たりで進む距離が「分速」

  • 1時間当たりで進む距離が「時速」


普通の生徒には、こんなことは一回説明しただけですぐ分かる。

だってこれは、「定義」(ていぎ)だもん。

定義というのは、人間が勝手に決めたことだから、覚えるしかない。

考えたって、こんなモノ出てこない。

誰も面識のない無名人を一人連れてきて
「この人の名字は何でしょう?」と尋ねても、
マイナーな名字だったら、当てることはほとんど不可能だろう。

考えたって分かるはずがないんだから。

定義というのは、「速さ」は「単位時間に進む距離のこと」というふうに、
誰かが勝手に決めたものだ。

ただ、それが便利だから、みんなその定義を使ってモノを考えている。

だから定義というのは、理解するものではなくて、
覚えて使うものでしかないのだ。

ところが、速さの概念が分からないことどもというのは、
なぜか理解しようとする。

「わからない」「わからない」を繰り返して言う。

分からないのは、当たり前だ。適当に決めただけだし。

覚えて使えるようになればいい。

それだけの話なんだけれど、こういう子供というのは、
この「覚えて使う」「使うために覚える」というのができない。

ノートもとれないし、メモすらできない。

学習障害の一種なんだろうが、特効薬がないのが困ったところだ。

とにかく覚えさせて使えるように根気よく指導するしかない。

受験するだけで入れてくれる高校というのは、
確かに存在する。

「自分の名前さえ書ければ入れてくれる」
なんて言う学校も、あるという。

がしかし、子供を塾に通わせているのに、
そういう学校を希望する親御さんはいない。

なので、入試担当者が
「3割くらいの点数をとってもらえれば大丈夫です」
と言ってくるような学校の推薦入試を受けることになる。

ところが、実際の話、
合格するのはそんなに甘くはない。

3割という事は、3科目300点満点で、
100点前後とってくれれば結構ですと言うことらしいが
この100点弱の点数がとれない。

入試問題自体は、かなり易しいのだけれど、
その「3割」の点数がとれないのだ。

入試問題を見ると、確かに簡単で、
数学でも小6レベルの問題もいくつか入っている。

英語でも、中学生の英語と言うよりも、
小学生のやる英語レベルの問題もある。

だから、普通の学力の生徒なら、特に対策せずとも
簡単に6割以上とれるような問題なのだ。

実は小学生レベルの学力がない

ところが、こういう推薦入試に飛びつく生徒というのは、
こういう問題でも点数がとれない。

理由は簡単で、小学生レベルの問題ができないのだ。

「こんなん、小学生の範囲やんか!」
と言っても、そもそもそれができない。

中学校では、狭い範囲の定期テストや
記号で答える問題で点数をとり、
提出物などで「2」とか「3」をとっているが、
小学校で習う範囲の知識はすっかりなかったりする。

小学校での勉強量が足りずに
小学生レベルの知識が定着していないので、
入試問題が小学生レベルなのに、点数がとれないのだ。

親が子供の小学生時代に、
しっかり勉強を見ていなかったツケが、
高校入試にまで影響を及ぼしている。

しかし、当の推薦入試を決めた親子は、
「受験すれば受かる」と勘違いしている。

公立高校受験を続けていれば、
受験まで緊張して勉強しただろうに、
楽をしようと推薦入試に逃げたせいで、
もうすっかり受験が済んだという気分だ。

これでは落ちるのも当然かも知れない。
親も親なら、子供も子供と言うところか。
毎年のことだけれど。

高校入試も私立入試に突入。
来週後半には、公立高校の入試がある。

しかしここへ来て、やはりというか、当然というか、
落ちる生徒が出てきた。

推薦入試といっても、試験自体は実施されるところも多い。

高校側から言うと、学校の成績というのは、
学力よりも高く出ていることも多いので、
試験をして学力を試すわけだ。

しかし推薦入試なので、
それほど高得点が必要なわけではない。

高校側からすると、推薦入試というのは、
入学者確保のためにやっているので、
最小限の学力があれば、それでいいわけだ。

これくらいの点数は最低ないと、、、ということで、
かなり甘めの試験である。
点数を競うと言うより、及第点をとる入試だ。

ところがこういう甘い入試なのに、落ちる。

たいていは、推薦入試に逃げた生徒だ

実力で合格することを避けて、
推薦で合格しようとして、落ちる。

親も子供も甘いことを考えていて、
合格が決まったわけでもないのに、
「試験を受けるだけで合格できる」と
錯覚しているが、そんな学校はそんなにない。


受けただけで合格できる入試?

学習塾には、私立学校の先生や
生徒募集担当の人がよくやってくる。

夏以降は毎週のように、
どこかの学校の担当者がやってくる。

その中には、
「試験を受けるだけで合格できます」
「30点くらい(三割以上)とれれば結構です」
なんていう事を言って、
自分の学校の受験を勧めてくれるように
言ってこられる学校もある。

この言葉には、嘘はないだろう。
ただし普通の生徒の場合だけど。

普通の平均的な成績なら、たしかに
試験を受けただけで合格できる。

なにせ高校入試なのに、
小学校六年生レベルの問題も出たりするし、
英語の試験だって、
英検で言うと5級レベルの問題も多くて
楽に点数がとれるような問題だったりする。

ところが、こういう学校に飛びつくのは、
学力の地力がない生徒だったりする。

学力がないのに(あるいは、だからこそ)
推薦入試に逃げようということなのだが、
地力がないので、
小学生レベルの問題が解けなくて
問題はかなり簡単なのに、点数がとれないのだ。

学力テスト、我が街も受けたいによると、
学力テストの参加を希望する自治体がかなりの割合になると言う。

全国の小学六年生と中学三年生に実施される学力調査テスト、

今年から抽出方式で行われることになったのだが、
希望自治体には問題を提供すると言うことで、
希望が殺到しているらしい。

そりゃ、当たり前だ。
学力調査なんて、全数調査でないと意味がない。

ある年はA校、次の年はB校と言うやり方だと、変化が見えにくい。

教育熱心な街と、教育不熱心な街というのがあって、
同じエリアでも実はかなり違う。

ハイソな街と、庶民の街、は、
線路一本、川一本隔てただけで存在しているから、
ランダムに抽出すると、偶然性で結果が不正確になる。

これでは、学校教育がうまくいっているのかどうか、
測る物差しとしては、あまり役に立たないモノになってしまう。

市町村別、学校別、クラス別と言ったデータが出なければ、
何が問題で、何が優先課題かと言うことは、
全く分からない。

変な話、その地域の、教育熱心な学校ばかりピックアップしておれば、
その地域の教育がOKだという嘘もつけるわけだし。


問題は、採点。なら上位の学校の先生に委託すればよい

全国統一学力テストが、抽出方式になったのは、
評価を受ける教員側の反対と、費用の問題らしい。

しかし、以前にも書いたが、
費用などはあまり問題にはならない。

公務員は、なにかっちゃあ
できるだけお金のかかる方法で、
事業をやる傾向があるから、
もっと簡単に、費用がかからないような方法で
試験を実施できるはずなのだ。

なにしろ、小学校六年生と中学校三年生しか、
テストをしないわけだし、科目も限られている。

採点だって、小学生の採点は
公立中学校の先生に任せてもいいわけだし、
中学生の採点は公立高校の先生に任せても良い。

彼らは公務員なのであるから、
テストの採点が一つ増えても業務のうちでできるはずだ。

あるいはどこかの学校の体育館に集まって、
みんなで採点したらよい。

そしたら出張手当だけで済む話だ。

費用削減は、
出題方法や採点方法を工夫すればよい話であって、
全数調査をやめる理由にはなり得ない。

公立高校の推薦入試は、今、
縮小傾向にあると言う。

理由は、推薦合格した生徒の学業が、
試験を受けて合格した生徒より
良くないとかいう話だ。

成績上位校の場合は、
学業の差が出るとは思わないけれど、
成績下位の学校の場合は、
そういう差が出るだろうなとは思う。

推薦合格は、1月末に結果が出るし、
合格すると入学まで2ヶ月間暇になる。

上位校の生徒の場合は、
大学進学を考えているので、
そこで高校への勉強を進めたりするが、
下位校の生徒の場合は、遊んでしまう。

一般入試を受験する生徒は、
2月の末までしっかり勉強しているので、
合格発表から入学までの期間が短く、
勉強した内容もまだ記憶に残っている。

そうなると、4月からの勉強の進み具合は、
一般入試で合格した人の方が
進むというのは当然の話かも知れない。

公立高校の下位校は、推薦入試をやめた方が、
良い生徒を集めることができるだろうね。

全県統一で前後期に試験をするにしても、
前期は少なくともニ~三教科の試験を実施して
それで合格を決めた方が良さそうだ。


受験を甘く見ている親子は、結局ダメ

問題は、私学の推薦入試で
合格を目論んでいる子供だ。

中位以下の私学の場合、生徒数を集めるために、
推薦合格を乱発する傾向にある。

それを良いことに、推薦で楽々進学しようと考えている。
要するに、受験から逃げているわけだ。

こういう親や子供は、総じて考えが甘くて、
わがままな印象がある。

子供が勉強ができて、楽々上位校に推薦合格!
と言う場合はまだマシだけれど、
あまりレベルの高くない学校で
推薦合格を目論むような人の場合は、かなり程度が悪い。

周りが思い通りに動かないと、カンシャクをおこす。
いわゆる「モンスターペアレント」というやつだ。

しかしこういう人の場合は、本人が一番できないので、
周囲はもう辟易させられることになる。

また、私立学校の場合は、
学習塾まわりなどをして生徒確保を図るので
塾推薦で下駄を履かせてもらえたりもするのだが、
塾推薦で受験できると知ったとたん、
勉強しない子供もいる。

形式的に試験は受けるが、
点数や面接などどうでも良いと勘違いしていて、
塾推薦なのに心証を悪くして落ちる。

試験ができなくても合格できる、というのは、
子供に相当悪影響を与えるってことだね。

学力下位校の推薦入試は、
子供をダメにすると思う。

神奈川県では、
前期の推薦入試の結果が発表された。

前期の推薦入試というのは、
内申点と面接点で合否が決まるという、
結構微妙な制度だ。

内申点は足りていても、面接ではねられたり、
内申点は足りなくても、面接で挽回して合格したり。

「え、こいつが合格?」
「え、何でこの子が不合格?」
と言う感じで、色々考えるのが
毎年の恒例行事のようになっている。

でもしかし、毎年結果を見ていると、
やっぱり積極的に勉強しているヤツが合格している。

「まだ足りない、まだやることがある」
と、どんどん勉強しているヤツが、面接で受かっている。

そういう雰囲気というのは、
顔つきや態度に出てしまうので、
面接官にはすぐばれてしまう。

なんだかんだいって、
すぐ音を上げてしまうようなヤツは通らない。

自分から積極的に勉強に向かわないヤツは通らない。

面接官だって、これまで何千人も子供を見ているわけだから、
そんなヤツは、すぐ分かる。


面接で受かるヤツ、落ちるヤツ

進学でも就職でも、面接で受かる人というのは、
意外と普通の人だという。

就職の場合は、「一緒に長く働ける人」というのが合否の分かれ目で、
特技があったり、才能にあふれている必要はあまりない。

東大卒の多い企業なら、東大卒とか難関大学卒は有利だろう。
が、そういう企業でなければ、東大卒であっても断られる。

理由は簡単で、「こいつとは一緒に働けない」と、
面接官にピーンとくるかららしい。

京大に通っていた頃、
京大生は結構アルバイトで断られるという話があった。

理由は「理屈っぽくて、独善的」とかいう話だったが、
そういうヤツは確かに結構たくさんいた。
(とくに数学系のやつら)

もちろん、市場で働いていたり、
旅館で布団の上げ下ろしをやっていたり
料亭で皿洗いをやっていたり、
漬け物屋で千枚漬けを作っていたり、
修学旅行のバスの荷物の積み込みをやっていたり、
そういうヤツもたくさんいたから、
京大生がみな理屈っぽいし、
働かないかというとそうでもないんだが。

だから面接入試で合格するヤツというのは、
「親和性」のあるヤツって事なのかも知れない。

その点、推薦入試でちょっとかわいそうなのが、
ドライな子供だ。

インテリ風で、表情があまり豊かでない子供。

3年生になってから勉強はしっかりやっているのに、
2年次の内申点・評点が良くないばかりに
コレはちょっとかわいそうだね。

塾で使う教材にも、三種類ある。

それは


  • 塾用教材

  • 塾で作ったオリジナル教材

  • 市販教材

の三つだ。

塾用教材というのは、
学習教材専門の出版社が作っている教材で、
塾だけでなく学校で採用されいるモノもある。

教育開発出版の「ピラミッド」とか
「新中学問題集」などは、
多くの学校で使われている問題集だが
あれも塾用教材になる。

学習用教材としては他にも、
教科書を作っている出版社などが、
教科書に合わせたワークや問題集を出しているし、
公立学校で使うワークのみを作っているところもある。

こういうのは塾では手に入りにくかったりして、
体裁は同じでも塾用教材とは言い難かったりする。

共通点は、本の裏側に値段が付いていないこと。
名前を書く欄があったりすることくらいか。

塾用教材というのは、一般書籍ではなく、
プリントと同様、あくまでも教材なので、値段は付いていない。


市販の問題集を使う塾は、本気で成績を上げようとしている

学習塾が、塾用教材を使う理由は簡単だ。

分厚くて安いから

たいていの塾用教材は、市販の問題集より厚くて安い。

「教科書ガイド」などの出版物でおなじみの
「学書」という出版社は、
塾用にも問題集を出しているが
塾用の問題集の方がはるかに分厚いし、
市販しているよりも安い値段で買える。

これは、市販の問題集が「再販価格維持」と言う仕組みで、
決まった値段でしか売れないせいだろうと思われる。

本というのは、価格を維持する代わりに
売れ残ったモノは財産として税金がかかってしまうので
余分の在庫は会計年度末などに裁断されてしまう。

売れなかった分をたくさん抱えていると費用がかかるので、
裁断して破棄するコストを計算に入れると、
市販の場合、どうしても値段が高くなるってことだろう。

一方、教科書準拠でない教材なら、
何年かごとに教科書が改訂されても使い続けられるので
あまり編纂し直さなくても良い。

編纂コストが省ければ、安く提供できるのは当然だ。

そういう風に、分厚くて安いのが塾用教材の特徴でもある。

だからたいていの塾では、塾用教材を使うし、
表紙だけ自分の塾の仕様にして配ることも多い。

しかし塾でも、一般に市販されている問題集を使うことがある。
こういう塾は、本気で成績を上げようとしている可能性が高い。

というのも一般の問題集は、塾用の問題集に比べて高くつく。
だから経営的にはマイナスなわけだ。

しかしそれでも塾で市販問題集を選択した理由は、
塾用教材より良いと判断しているからだ。

だから塾で問題集をもらって
「こんなの本屋で売ってるのに、、、」
とブツブツ言うのは、お門違いと言うものだ。

そういう問題集は、塾用教材やオリジナル教材より、
かなり出来がいいものだと考えた方がよい。

少なくとも、その塾や、その生徒のレベルにちょうど良いと
判断されたものだから。